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働く女性のための〈リーダーシップ〉講義 9784862511546(オンデマンド版)

1,840円(内税)

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著者名:花村 邦昭
出版社:三和書籍
ISBN:978-4-86251-154-6 / (オンデマンド版)
ジャンル:社会・政治・法律
配信形式:PDF

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価格(オンデマンド版<紙の本>):¥2,596

ま え が き
 「男女共同参画社会」が国策として提唱(平成11年6月「男女共同参画社会基本法」施行)されて以来十数年が経過しましたが実績はどうなっているでしょうか。たとえば、平成17年12月に閣議決定された第2次男女共同参画基本計画では、企業の管理職中の女性比率を2020年には30%にしようというのが目標でしたが、いまはまだ10・6%と低迷しており、先進諸国がいずれも31%を超えているのに比べて著しく見劣りしています。その他の諸指標で見ても、その進展ははかばかしくないというのが実情です。
 では、どこに問題があるのでしょうか、世間の方はもちろんですが、はたしていまの若い女性に世のリーダー、師表となろうとする覚悟なり志がどこまであるかも問題です。
 以下本講で言う女性リーダーとは、権力行使的な統帥型のリーダーの対極にある次のような参謀型リーダーのことです。
① トップの経営判断に資するよう情報をタイムリーに編集してそれを必要部署に迅速かつ効果的に提供する状況創出型リーダー
② メンバーのやる気を喚起しそれを組織のパワーに結束させる組織統摂型リーダー
③ 組織の置かれた環境条件を的確に読み取ってそれを組織の最適行動に結びつける企画調整型リーダー
 もちろん、このような参謀型リーダーは女性に限られるわけではなく、男性でも参謀型リーダーの役割を担っている人は現にたくさんいます。それでもあえて女性リーダーをその範型として取り上げるのは、それが男性性(マスキュリニティ)よりも女性性(フェミニティ)により親和的だと言えるからです。
 本講の狙いは、そういう観点から、特に女性の立場に立って、女性がリーダーとなるための主体的条件を探ることにあります。それによって従来どちらかと言えば男性性に傾斜した、いわば〈マスキュリニティ・リーダーシップ〉論を、女性性に根ざした〈フェミニティ・リーダーシップ〉論でいったん脱構築し、その上で男性性・女性性を超えた人間性に立脚する〈ヒューマニティ・リーダーシップ〉論を改めて構築しようということです。
 21世紀は女性の世紀と言われます。わが国で十分に活かされていない最大の資源は女性力だとも言われています。これから世に出られる女性のみなさんに対する世間からの期待は大です。本講がそのようなみなさんに少しでもお役に立てるなら幸いです。
見出し・奥付など
目次
開講
第一講 資本の原理
第二講 生命論パラダイム
第三講 男女共同参画社会
第四講 組織のダイナミクス
第五講 リーダーシップの内実
第六講 グルたちのリーダーシップ論
第七講 組織の病理と回復
第八講 リーダーシップの機能
第九講 卓越者リーダー
第十講 卓越性の位階秩序
第十一講 卓越者の評価と選抜
第十二講 聖徳太子の十七条憲法(その一)
第十三講 聖徳太子の十七条憲法(その二)
補講一 暗黙知、ないしは暗黙次元の知について
補講二 関係的自立について
セミナー 総括質疑応答

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