TOP > 三和書籍 > 立憲主義と安全保障法制

三和書籍

立憲主義と安全保障法制
試し読みする

立憲主義と安全保障法制

著者名:松浦一夫
出版社:三和書籍
ISBN:9784862511966
ジャンル:社会・政治・法律
配信形式:PDF

PDF制限:
印刷NG

検索OK

コピペOK

価格:¥6,800

このエントリーをはてなブックマークに追加

説明

「立憲主義の歴史は、権力保持者によって行使される絶対的権力を限界づけようとする政治的人間の探求の歴史であり、現に存在する官憲の支配の事実への盲目的追従を、権威の精神的、道徳的ないし倫理的な正当化によって置き換えようとする努力の歴史にほかならない。権威の正当化根拠は、支配者による社会統制に対する権力名宛人の同意、およびこれに照応する権力名宛人の政治過程への積極的参加ということに求められた。……そして一人の権力保持者が支配権行使の全体を独占するのではなく、政治権力を多数の権力保持者に分配し、互に協働して権力の行使に当たるよう義務づけるならば、この目的は最もよく達成できるであろうと信じられたのである。……これらの諸原理と根本規則の総体が、国家社会の存在論的な憲法である。」
─K・レーヴェンシュタイン『憲法論』1

見出し・奥付など

目次

序 章

第1部 NATO同盟域外派兵をめぐる改憲論議と憲法訴訟
    ─司法判断による専守防衛政策からの脱却─
 第1章 冷戦後の安全保障環境の変化と同盟域外派兵をめぐる改憲問題
 第2章 1994年7月12日連邦憲法裁判所第二法廷判決
 第3章 同盟の変質の法的意味と連邦憲法裁判所の評価

第2部 1994年判決以後の国外戦闘参加への政府と議会の協働
    ─法的制約論から積極的政策論へ─
 第4章 連邦軍コソボ派遣をめぐる法と政治
 第5章 コソボ戦争以後の派兵決定をめぐる対立軸の変質

第3部 軍隊国外派遣法の制定と運用上の問題
    ─議会関与法の制定と連邦憲法裁判所による議会派兵承認権の拡張─
 第6章 「武装軍隊の国外出動に関する決定に際しての議会関与に関する法律(議会関与法)」の制定
 第7章 軍隊国外出動決定への議会関与の射程(2008年5月7日第二法廷判決)

第4部 航空テロ攻撃への武力対処をめぐる憲法訴訟
    ─航空安全法テロ対処規定違憲判決と判例変更の意義─
 第8章 航空安全法テロ対処規定に関する憲法問題
 第9章 2006年2月15日連邦憲法裁判所第一法廷判決と判決後の対応
 第10章 2012年7月3日総会決定と2013年3月20日第二法廷決定による判例変更
 終章―総括と要約

あとがき ドイツ連邦共和国基本法(抄)

Page top