kindleはジャンル問わず読みたい本を揃えられる手軽さがある反面、見られたくない本の対処方法については非常に不便です。
親切すぎるAmazonは読んでいない本まで、おすすめ機能で表示してくるため、厄介以外の何者でもありません。
普段こんなの読んでるんだ〜って他人に思われるのが、恥ずかしい!
どうしても家族や友人に見られたくないから、ライブラリの本を非表示にしたい!
そこで本記事は、kindleのライブラリを非表示で隠す方法はないのか、見られたくない本の対処法について徹底解説しました。
kindleアプリや専用リーダーどちらの場合でも対処できる方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
kindleは非表示機能がない!
結論をお伝えすると、残念ながらkindleは購入した本をライブラリで非表示にする機能がありません。
過去に購入した本は、デバイスによって以下の場所に保存されます。
デバイス | データの保存先 |
---|---|
kindleリーダー、Amazon Fireタブレット | クラウド、ストア、ライブラリ |
kindleアプリ(iOS端末やPC) | ライブラリ |
kindleアプリや専用リーダーに関わらず、これまで購入した本はすべてライブラリに保存されます。
非表示機能がないkindleで、見られたくない本の対象方法はどうしたらいいのか、次で詳しく紹介していきましょう!
kindleで見られたくない本の対処方法は3つ
kindleで見られたくない本の対処方法は、3つあります。
- Amazon専用の電子書籍リーダーを使って機能ロックする
- コレクションを作成する
- 購入した本を削除する
機能ロックができるAmazon専用の電子書籍リーダーは、見られたくない本を隠す最も手軽な手段です。
しかし端末料金は8千円〜1万円程度する高額商品なため、スマートフォンからkindleアプリを利用している人は多いと思います。
それぞれの場合で、どのように見られたくない本を対処するのか、詳しいやり方を解説していきましょう。
kindleリーダーなら機能ロックOK
まずは、1番手軽に見られたくない本を隠せるAmazon専用の電子書籍リーダーの機能ロックのやり方を説明します。
kindle、kindle peaperwhite、kindle oasis、Amazon Fireタブレット
上記のデバイスを利用している人は、機能制限か子ども用プロフィールの作成で見られたくない本を非表示設定しましょう。
機能制限のやり方を解説
Amazon専用の電子書籍リーダーでは、クラウドやストア内に保存された本を隠せます。
右上に表示されている「…」マークを選択し、設定を開きます。
メニュー項目が開いたら、「機能制限」を選択しましょう。
機能制限の項目が表示されたら、「特定の機能を制限」を選択してください。
デフォルトでは「オン」と表示されていますが、画像のようにストアやクラウドの機能制限を「オフ」表示に変更すれば、完了です。
- ストアをオフにすると、開けなくなります。
- クラウドをオフにすると、ダウンロードした書籍以外はラブラリに表示されません。
パスワードの入力画面が表示されるので、任意の数字で設定してください。
子ども用プロフィールの設定方法
FreeTime (Amazon Kids)で子ども用プロフィールを作成すれば、保護者側で利用コンテンツを制限できます。
Amazonアカウントの設定から、子ども用プロフィールを選択して下さい。
「お子様のコンテンツを管理する」項目で、「コンテンツを追加」を選択しましょう。
「コンテンツを共有」を選択します。
追加したい本を選択すれば、完了です。
kindleアプリで隠すなら本を削除するしかない
iOS端末やパソコンで利用するkindleアプリで隠すなら、見られたくない本を削除するしかありません。
購入した本を削除すると再ダウンロードできないため、本当にもう読まないのか慎重に検討してから判断しましょう。
kindleアプリから本を削除する手順は、以下の通りです。
メニューバーに表示された項目の中から、「コンテンツと端末の管理」を選択しましょう。
購入いた本のタイトルが表示されるため、削除したいタイトル横に表示されている「…」マークを選択してください。
詳細表示されたメニューの中から、「削除」を選択します。
意思表示確認がもとめられるため、「はい、完全に削除します」を選択すれば、完了です。
せっかく購入した本を削除したくないけど、どうしても隠したい場合は、苦し紛れの対処方法を紹介します。
表示されにくいコレクションを作る苦し紛れの対処方法を紹介
コレクションで本をまとめておけば、ぱっと見でバレる可能性が低くなります。
グリッド表示されている場合は、本の表紙がアップになっていますが、コレクションすると小さいサイズでまとめられます。
未分類の作品は表紙が隠れるため、ぱっと見では分からなければいい人なら、十分活用できる機能です。
コレクションの作成方法について、画像付きで分かりやすく紹介します。
kindleアプリでライブラリを開く
kindleアプリを開き、画面下部に表示されている「ライブラリ」を選択してください。
ライブラリの右上に表示された矢印を選択し、メニューを開きます。
デフォルトではグリット表示されているので、コレクション表示に切り替えておきましょう。
コレクションに表示を切り替えると、右上に+マークが表示されます。
+マークを選択すると、任意の名前で新しいコレクションの作成が可能です。
コレクションへ追加したい本の表紙を複数選択すれば、一括操作できます。
自分で作成したコレクションと、未分類のフォルダが表示されていれば完了です。
コレクションに振り分けても表紙が隠しきれないため、肌色の多い作品はバレやすい傾向があります。
苦し紛れの方法ではありますが、kindleアプリの現状では購入した本の削除以外に有効な手段がありません。
しかも苦労してライブラリから本を隠せたとしても、購入履歴やおすすめ機能で表示されているため、完全にバレたくない人は、さらに対処が必要になります。
Kindle Unlimitedはおすすめ削除できない
残念ながら、Kindle Unlimited内で表示されるおすすめは削除できません。
しかし以下4つの手段をすべて用いることで、おすすめ表示されにくい内容へ変更できますので、参考にしてください。
おすすめ商品を正確にする
マイストアにからアクセスして、「おすすめ商品を正確にする」項目に一覧表示されている商品を、ひたすら削除していきましょう。
お客様へのおすすめを変更する
マイストアを下部へスクロールしていくと、kindle本と表示された項目がありますので、おすすめめ表示されたくない商品をひたすら削除してください。
閲覧履歴を削除する
マイストアを最下部までスクロールして、「閲覧履歴を表示して編集する」を選択し、おすすめ表示してほしくない商品を削除していきましょう。
削除すると、「削除されました」と表示されます。
注文履歴を非表示にする
ご自分のアカウントページを開いて、「注文履歴」を選択してください。
「注文を非表示にする」項目を選択すれば、注文履歴の表示がなくなります。
ここまで面倒な作業全て実行し、ようやく見られたくない本を隠せるのですが、それでも注文履歴の削除はできていません。
さらに買い物するたびに、ここまでの作業を全て実行しなくては隠しきれないため、使い勝手が悪いと感じる面でもあります。
絶対に見られたくない本を読みたい場合は、鍵付き本棚のある電子書籍サイトを利用して、気楽に過ごしてみてはいかがでしょうか?
見られたくない本の非表示は鍵付き本棚のある電子書籍がベスト!
サービス名 | DMMブックス | ebookjapan | コミックシーモア |
鍵付き本棚 | 本棚ごとに ロック可能 | ロック可能 | 本棚ごとにをロック | 全ての本棚
非表示機能 | あり | あり | なし |
支払い方法 | 電子マネーカード | 電子マネーカード | 電子マネーカード |
通知OFF | できる | できる | できる |
購入確認 メール | 金額記載のみ | 金額記載のみ | なし |
履歴削除 | 非表示 | 購入履歴削除 | 閲覧履歴削除 | 閲覧履歴
おすすめ表示 | なし | あり | なし |
作品数 | 67万冊以上 | 国内最大級 100万冊以上 | 99万冊以上 |
特典 | 70%OFFクーポン 最大3,000円まで | 50%OFFクーポン 最大3,000円まで | 1冊70%OFFクーポン 月額メニュー全額お返し |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
数ある電子書籍サイトを調査した結果、プライバシー保護に優秀な鍵付き本棚のある電子書籍アプリサイトは、3つありました。
それぞれを簡単にまとめると、以下の特徴があります。
- 絶対にバレたくないならDMMブックス
- 作品数とお得さで選ぶならebookjapan
- まだ利用したことがないならコミックシーモア
どのサイトも面倒な手順は一切不要で、簡単にプライバシーを守りながら安心して利用できるため、是非あなたに合ったサービスを検討してみてください。
見られたくない本の非表示について、バレない電子書籍3選で詳しく解説していますので、ご一読いただけますと幸いです。
kindleを非表示で隠す!見られたくない本の対処方法まとめ
本記事では、kindleのライブラリを非表示で隠す方法はないのか、見られたくない本の対処法について徹底解説しました。
残念ながらkindleは、購入した本をライブラリで非表示にする機能がありません。
kindleで見られたくない本の対処方法は、以下3つの手段がありました。
- Amazon専用の電子書籍リーダーを使って機能ロックする
- コレクションを作成する
- 購入した本を削除する
Amazon専用の電子書籍リーダーを使っている人は簡単に操作できますが、iOS端末やPC利用者にとって現実的なやり方ではありません。
さらに上記対処方法をとっても、Amazonは注文履歴に基づいて、ありがた迷惑なオススメ表示をしてきます。
仕様上、Amazonで表示されるおすすめ機能は削除できない仕組みです。
4つの方法を用いればおすすめ表示されにくい内容へ変更できますが、完全には隠しきれないため、非常に使い勝手が悪いと感じさる得ません。
絶対に見られたくない本を読みたい場合は、鍵付き本棚のある電子書籍サイトを利用して、気楽に過ごしてみてはいかがでしょうか?