漫画「メイドインアビス」のヴエコは、深界六層になる成れ果て村で、目の奥(ドグープ)に幽閉されていた女性です。
なぜヴエコは、成れ果て村の住人が誰も立ち寄らない目の奥(ドグープ)に囚われていたのでしょうか?
意味深なお世話係をしていたヴエコの過去や、最後は死亡するのかも気になります。
そこで今回は、漫画「メイドインアビス」のヴエコとは何者なのか、徹底解剖しました!
過去にしていたお世話係の真意に迫り、最後は死亡するのか解説していきますので、ぜひご覧ください。
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メイドインアビスのヴエコとは?
名前 | ヴエロエルコ |
愛称 | ヴエコ |
声優(cv) | 寺崎裕香 |
口癖 | ふへぇ |
一人称 | じぶん、私 |
ヴエロエルコとは、村の秘密が眠る「目の奥(ドグープ)」に幽閉されていた女性です。
長い名前であることから、周囲からヴエコと呼ばれており、本人もあだ名で呼ぶことを推奨しています。
長い間幽閉されていたため、全裸で髪が長く、足腰も弱っているヴエコ。
自分では取れない触手のようなものに繋がれたヴエコこそ、目の奥(ドグープ)に眠る村の秘密なのでしょうか?
目の奥(ドグープ)とは?
村の秘密が眠るといわれる目の奥(ドグープ)とは、村の端っこにある誰も入らない領域です。
成れ果て村の住民は、本能的に抗い難い苦痛を受けるため、奥まで進むことができません。
イルミューイの頭の中ともいわれており、最も村と深く繋がれる場所です。
目の奥(ドグープ)の足元は全部、精算の時の黒い触手で埋め尽くされており、ねばねばしています。
精算についての詳細は、以下の記事をご覧ください。
目の奥(ドグープ)を突き進むと横穴だらけの通路があり、複雑な構造になっていました。
そんな目の奥(ドグープ)に幽閉されていたヴエコは、呪われた村の成り立ちに一枚噛んでおり、罪の意識を持っています。
村の秘密を握る悪人なのか、ヴエコの正体について次で詳しく解説していきましょう。
ヴエコの正体は人間!目の奥(ドグープ)に幽閉された150年を解説
ヴエコの正体は、ガンジャ隊で唯一、生き残った人間です。
見た目は若い女性のように見えますが、成れ果て村が設立された150年前から目の奥(ドグープ)に幽閉されており、六層や白笛の存在を知らないおばあちゃんです。
幽閉されていた150年間、村の信号を通して、ずっと見守ってきたヴエコ。
深界六層は地上と時間の流れが異なるため、実際には150年よりも長い月日が経過していると考えられます。
食事や排泄は、どうしていたんでしょうね…。
暗がりに幽閉されてからのヴエコは、触手に名前をつけたり、子守唄を歌ったりして、暇つぶししながら過ごしていました。
悪人だから幽閉されたように見えませんが、呪われた村の設立について詳細を知っている人物で間違いありません。
なぜヴエコが幽閉されたのか、過去を振り返って解説していきましょう!
ヴエコの過去!お世話係と壮絶な苦しみの中での祈りを解説
ヴエコは、かつて三賢の1人として決死隊「ガンジャ」に加わり、黄金郷を目指した過去があります。
三賢として自信のないヴエコが唯一できるのは、意味深な”お世話”のみ。
壮絶な苦しみの中で祈ることしかできなかったヴエコは、最終的に村の設立に反対して幽閉されています。
里親ジュロイモーの虐待で子供が産めない体になる
ガンジャ隊に出会う前までのヴエコは身寄りがなく、里親のジュロイモーから虐待を受けていました。
暴力や性行為などの虐待を受けていたヴエコは、子供が産めない体になります。
虐待のたびに自分が主人公になった話をするジュロイモーの声は、いなくなっても幻聴としてヴエコにつきまといました。
なぜジュロイモーがいなくなったのか、詳細は作中に明記されていませんが、ガンジャ隊への加入はヴエコ自身が決断したことです。
黄金郷を託されたと語っていたジュロイモーの持つ羅針盤は、ヴエコが持って旅立っていました。
羅針盤を手に決死隊ガンジャの一員へ
羅針盤を手に決死隊ガンジャの一員となったヴエコは、南海べオルスカの孤島にある大穴へと辿り着きます。
ヴエコにとって羅針盤は、くびきであり宝物でした。
しかしべラフの言葉が胸に刺さり、新たな願いを抱き始めたヴエコは、先住民に羅針盤を手渡します。
関連記事:メイドインアビスのべラフとは?イケメンの性別女説と最後死亡か解説
のちにリコの元へ羅針盤が渡るのは、作中の要となる伏線になっているように感じますね!
三賢ヴエコはお世話係
ガンジャ隊の一員になったヴエコは、三賢の地位に就きました。
どういう意図で三賢に任命されたのか、戸惑うヴエコ。
売り物にならない醜い身体で”お世話”するしかできないヴエコは、自信がありません。
作中でヴエコのいう”お世話”は強調されており、とても意味深なセリフとなっています。
ガンジャ隊の女性が集まり、家事をこなしている場にヴエコがいた様子が描かれていたため、単に深読みしすぎかもしれません。
しかし身の回りのお世話なら、体の醜さや売り物になるかは関係ないはずです。
のちに最も懐くようになったイルミューイとの親交やガンジャ隊での日常から、ヴエコのお世話の真意が暗に仄めかされていくので確認していきましょう。
ヴエコとイルミューイの出会い
ガンジャ隊が大穴へ向かっている途中で、ヴエコとイルミューイは出会いました。
後をついてきたイルミューイは、ヴエコの匂いを嗅いでいます。
ヴエコの庇い立てがあり、イルミューイはガンジャ隊の案内役となりました。
イルミューイについての詳細は、以下の記事をご覧下さい。
関連記事:イルミューイの願いとは?赤ちゃん出産にヴエコとの関係や過去を考察
イルミューイの母と同じ匂いがするヴエコ
ヴエコの匂いは、イルミューイの母と同じです。
イルミューイの母は子宝に恵まれており、たくさんの人と交尾した匂いであると明かされていました。
虐待を受けていたジュロイモー以外の肉体関係が、ヴエコにはあると示唆されています。
つまりヴエコのお世話とは、ガンジャ隊の性処理を語っていたのではないかと考えられます。
ガンジャ隊の日常イラストでは、同性のパッコヤンと体を重ねているヴエコの姿が描かれていました。
もしかするとヴエコの性癖なのかもしれませんが、男女問わず性処理のお世話係をしていたのではないでしょうか?
そう考えると、意味深に”お世話”が強調されていた理由に納得できます。
ヴエコの壮絶な苦しみと祈り!イルミューイの変化
ガンジャ隊が原生生物「水もどき」の寄生症状に冒され、欲望の揺籃でイルミューイが変化すると、ヴエコは壮絶な苦しみから祈るだけしかできなくなっていきました。
ヴエコとイルミューイは擬似親子になるほど最も心を通わせており、以心伝心の関係性を築いています。
イルミューイの変化に心を痛めながらも、その子供を口にして生きながらえたヴエコ。
一緒に死のうとしますが、母としてイルミューイの願いを踏みにじれず苦しむヴエコは、ただ地獄でひたすら祈るだけの日々を過ごします。
ヴエコを壮絶な苦しみへと叩き落としたワズキャンの非人道的行為については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:メイドインアビスのワズキャンがやばい!目的や揺籃考察と最後の粉を解説
ヴエコが成れ果て村に反対で飛び降り!
苦しみの果てに狂うこともできなかったヴエコは、成れ果て村の設立に反対し、飛び降り自殺をしようとしました。
贖罪のようにべラフが成れ果てになった姿を見たガンジャ隊の皆は、自分たちも許されたいと願ってイルミューイに命を捧げていきます。
しかしイルミューイの願いと思えないヴエコは反対し、自分だけの暖かい闇を守ろうと飛び降り自殺をしようとしました。
自分を許さないことで、イルミューイとの関わりを繋ぎ止めようとしたのです。
そんな自暴自棄になったヴエコの飛び降り自殺を阻止したのは、ワズキャンでした。
ヴエコが死ぬと予言が外れてしまうのかと、神がかりの預言者ワズキャンに問いかけていましが、呼応していたイルミューイの関係を考えると、あり得たのかもしれません。
イルミューイの頭の中で深く繋がり見守るヴエコ
気を失ったヴエコが目覚めたときには、すでにイルミューイの頭の中で深く繋がれていました。
イルミューイの気持ちが直接伝わる暗闇に閉ざされたヴエコは、伝わってくる信号から行く末を見守っていきます。
ガンジャ隊の皆がイルミューイに身も心も食われ、身体の一部になった頃、3つの欲望の揺籃を受け継いだファプタが誕生します。
ファプタはイルミューイ最後の子供であり、ヴエコが真の暗闇の中で見つけた光です。
ファプタについての詳細は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:メイドインアビスのファプタとは?正体と目的やレグとの仲間関係を解説
ただイルミューイを忘れたくないだけのヴエコは、成れ果て村の最後までしっかり見届けています。
ヴエコの最後について、次で詳しく解説していきましょう。
メイドインアビスのヴエコが死亡する最後を解説
残念ながらヴエコは、最後に死亡しています。
しかし子供であるイルミューイ(成れ果て村)の最後を見届け、ヴエコは孫のファプタに看取られ、受け継がれる意志が描かれていました。
ヴエコが成れ果て!上昇負荷の呪いと村の崩壊
ファプタの襲来によって崩壊した村はアビスの呪いで上昇負荷がかかり、ヴエコは成れ果てになります。
戦場から離れたところでワズキャンと一緒にいたヴエコでしたが、成れ果て村の下層に降り立ってからは、自分の足で歩みを進めていました。
しかし力場が発生している状態で六層から上に登ると、人間は上昇負荷に襲われます。
人間性の喪失もしくは死に至る六層の上昇負荷を受けている途中、パッコヤンに救われたヴエコ。
長らく忘れていたヴエコは、崩れていく身体を見て自分がまだ人間だったと痛感し、成れ果てに変異しました。
ヴエコ死亡!最後は安らかにファプタが看取る
成れ果てに変異したヴエコは、イルミューイの最後を見届け、ファプタに看取られて安らかに死亡しています。
自分を許せず、イルミューイを忘れまいとしていたヴエコは、子の最後を看取る最も重い罰を受けました。
そしてファプタの姿を見たことがなかったヴエコは、最後に顔合わせができています。
全てを受け継いだファプタに看取られたヴエコは、イルミューイを感じながら最後を迎えました。
受け継がれる意志が描かれたヴエコの最後は、とても安らかだったと思います。
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メイドインアビスのヴエコとは?まとめ
本記事は、漫画「メイドインアビス」のヴエコとは何者なのか、徹底解剖しました!
ヴエロエルコ(ヴエコ)とは、村の秘密が眠る「目の奥(ドグープ)」に幽閉されていた女性で、ガンジャ隊で唯一生き残った人間です。
かつて三賢の1人として決死隊「ガンジャ」に加わり、黄金郷を目指した過去があるヴエコは、お世話係をしていました。
三賢として自信のないヴエコができる”お世話”とは、ガンジャ隊の性処理だったのではないかと考えています。
単なる日常生活のお世話かもしれませんが、セリフが強調されていたため、深読みしてみました。
イルミューイの身体に異変が起きてからのヴエコは、壮絶な苦しみの中で祈ることしかできず、最終的に村の設立に反対して幽閉されています。
しかし擬似親子関係を築いた子供イルミューイの最期を看取る最も重い罰を受け、ファプタに看取られヴエコは死亡しました。
受け継がれる意志が描かれたヴエコの最後は、とても安らかに描かれていたため、心動かされる成れ果て村編をぜひ、実際にご覧ください!
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