歩道橋の上で夜守コウと出会った「探偵さん」こと鶯餡子(うぐいすあんこ)は、吸血鬼の殺しかたを知っている謎多き女性です。
夜守コウの夢を否定し、吸血鬼の存在が人間にとって悪だと考えている探偵さんの正体は、何者なのでしょうか?
吸血鬼を皆殺しにする復讐目的を持っている探偵さんの過去には、一体何があったのか気になります。
そこで今回は、漫画「よふかしのうた」に登場する探偵さんこと、鶯餡子(うぐいすあんこ)の正体に迫ってみました。
復讐目的に繋がる過去や、血が不味い理由についても解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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よふかしのうた探偵さん鶯あんこ初登場は何巻何話?
鶯餡子(うぐいすあんこ)が初登場したのは、漫画「よふかしのうた」4巻36話です。
ナズナが経営する”添い寝屋”のリニューアルに伴い、客引きに出た夜守コウと、偶然出会っています。
夜守コウからナンパされたと勘違いしていた鶯あんこは、私立探偵業をしていると明かした流れで、失踪したことになっている秋元昭人について聞き込みをしてきました。
察しのいい人なら、初登場時から鶯あんこが吸血鬼を調べていると分かると思います。
夜守コウにとっても探偵さんは、変な女との第一印象を残していました。
探偵さん鶯あんこのプロフィールを紹介
名前(本名) | 目代キョウコ |
偽名 | 鶯餡子(うぐいすあんこ) |
愛称 | 探偵さん |
誕生日 | 10月31日 |
年齢 | 28歳 |
職業 | 私立探偵 |
鶯あんこは見た目から探偵オーラ全開で、タバコを吸いながらトレンチコートを身にまとっているメガネ女子。
明らかに周囲の身辺調査をしていると思われますが、すべて探偵推理だと自称しており、夜守コウが吸血鬼になりたい夢を持っていることも把握済みです。
物事に仮説を立てて行動する優秀な人物で、初登場して間もない段階から、吸血鬼を殺害する高い知性を見せつけています。
吸血鬼の殺しかたまで知る探偵の鶯あんことは一体何者なのか、その正体に迫ってみたいと思います。
よふかしのうた探偵さんの正体は七草ナズナの最初の友達
探偵さんこと鶯餡子の正体は、七草ナズナの最初の友達です。
本名は目代キョウコという名前であることから、ナズナは目代先輩と呼んでいます。
10年前、平田ニコが務める定時制の高校で出会った目代キョウコと七草ナズナは、文芸部で友人関係を育みました。
無愛想で暗い性格をしていた七草ナズナが、笑顔を見せるほど明るくなったのは、目代キョウコのおかげです。
仲良しで円満な関係を育んでいた2人の間柄は、次第に深い絆へと変化していきます。
関連記事:よふかしのうた七草ナズナはかわいい!過去と正体や吸血鬼の恋愛を解説
目代キョウコはナズナの初眷属候補!百合関係だったのか解説
目代キョウコは、ナズナにとって初めての眷属候補でした。
眷属候補になるということは、七草ナズナへの恋愛感情に肯定的な考えがあると意味します。
気が強い目代キョウコですが、じつは読書が好きな大人しめの女の子で、男子が苦手なタイプ。
可愛い子にキスをしたいと思う一面があり、七草ナズナとの初対面時では、寸前のところまで顔を近づけていました。
女が好きというわけではありませんが、誰が誰を好きになってもいいとジェンダーレスな考えを持ち合わせています。
互いの信頼関係によって眷属候補となった目代キョウコは、七草ナズナに吸血されており、捉え方によっては百合関係にも見えるシーンです。
吸血鬼を敵視している鶯餡子の姿からは想像のつかない展開ですが、最終的に目代キョウコは、人間である道を選択しています。
なぜ七草ナズナと決別してしまったのか、目代キョウコの過去から紐解いていきましょう。
よふかしのうた目代キョウコの過去!吸血鬼による家庭崩壊
目代キョウコの母親が殺され、父親が消息不明となった過去が明かされたのは、漫画「よふかしのうた」8巻と9巻です。
凄惨な過去は未解決事件として処理されていますが、当事者である目代キョウコは、吸血鬼が原因で家庭崩壊したと理解できています。
事件以降は吸血鬼に強い憎しみを抱くようになったことで、七草ナズナの眷属になれなくなった目代キョウコ。
目代キョウコの過去に吸血鬼がどのように関係していたのか、詳しく解説していきます。
目代キョウコ父親の不倫相手は吸血鬼
目代キョウコの家庭崩壊は、父親の不倫が引き金です。
幼い頃は愛情を受けて育った目代キョウコですが、父親の不倫によって両親は不仲となり、喧嘩ばかりするようになりました。
ところが父親は不倫相手とキッパリ別れて、再び母親と良好な関係を築き、家庭を大切にすると謝罪。
久しぶりに一家団欒の時を過ごしているところで突然、父親が吸血鬼化します。
父親は自分が吸血鬼になったことを理解できていませんでしたが、目代キョウコは不倫相手の眷属になったのだと悟りました。
それと同時に父親が浮気相手に恋をしていたことが判明し、残酷な現実が突きつけられます。
母親殺害事件の犯人は消息不明の父親
目代キョウコの父親は吸血衝動が抑えられず、致死量に至る血液を飲んで母親を殺害しました。
吸血鬼化した父親は自分が夢の中にいると思い込んで、母親や目代キョウコへ暴力をふるいます。
束の間の幸せな時を過ごしていたはずが、一瞬にして地獄に突き落とされた目代キョウコ。
ピンチを打破するための行動が、吸血鬼の弱点を知る結果へ繋がっていきます。
目代キョウコが父親殺害!吸血鬼の弱点を知る
目代キョウコは父親を殺害したことで、吸血鬼の弱点を知りました。
父親が吸血鬼化したきっかけは、目代キョウコが昔プレゼントしたライターを手にとって苦しんだからです。
ライターを怖がっていた父親を見た目代キョウコは、身を守るアイテムとして使用しました。
父親は灰のようなものになって消えていき、死んだ母親と目代キョウコが残されます。
家族を壊し人間を殺せる吸血鬼に対し憎しみの感情を抱くようになった目代キョウコは、行方をくらませて鶯餡子の偽名で七草ナズナの前に再登場しました。
鶯餡子と名乗る彼女が身につけているメガネは、父親の私物です。
家族への愛情を捨てきれていないように見える目代キョウコが、偽名を使って再び吸血鬼の前に姿を現した目的とは一体なんなのでしょうか?
吸血鬼の弱点については、以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。
関連記事:よふかしのうた吸血鬼一覧!10年ルールの殺し方や眷属まで徹底解説
よふかしのうた探偵さんの目的は吸血鬼への復讐
探偵として登場した鶯餡子の目的は、吸血鬼への復讐です。
吸血鬼の根絶を願う鶯餡子は、具体的に3つの復讐案を目的に行動しています。
- 弱点で吸血鬼を殺す
- 夜を終わらせて吸血鬼を餓死させる
- 吸血鬼の存在を証明する自殺
それぞれについて、詳しく解説していきましょう。
弱点で吸血鬼を殺す
鶯あんこの1つ目の目的は、弱点を使った吸血鬼の根絶です。
10年間、吸血鬼を殺すことばかり考えてきた鶯餡子は、弱点を使ってすでに何人かを葬っています。
人間時代に大切だったものが吸血鬼の弱点になると把握はしているものの、増え続ける眷属や寿命の長さなどから、過去の足取りが掴めない者もいます。
存在する吸血鬼全員の過去が分からない以上、弱点を使って根絶させる方法は、現実的ではありません。
鶯餡子も吸血鬼全員を殺すのは不可能だと、自覚しています。
夜を終わらせて吸血鬼を餓死させる
鶯あんこの2つ目の目的は、夜を終わらせて吸血鬼を餓死させることです。
吸血鬼を皆殺しにできないと分かっている鶯餡子は、勝手に消えてもらうしかないと考えて、夜を終わらせ餓死させる計画を立てました。
吸血鬼を餓死させるには、10年の時が必要となります。
探偵さんは吸血鬼の存在を証明することで少しは静かな夜になるのではないかと願っていました。
吸血鬼の存在を証明する自殺
鶯あんこの3つ目の目的は、わざと殺されて吸血鬼の存在を証明することです。
吸血鬼に殺された自分の遺体と映像を用意することで、鶯あんこの目的は達成されます。
とはいえ1,2年だけでなく、10年間も吸血鬼を恐れ続ける生活を維持できるとは思っていません。
しかし吸血鬼を殺す方法が他に思いつかない鶯あんこは、少しでも夜の世界を人間が出歩かないようにしたいと願っていました。
自殺することで成り立つ探偵さんの目的ですが、本当に死亡するのか気になる結末を紹介していきましょう。
よふかしのうた鶯あんこは死亡する?
結論を伝えると、漫画「よふかしのうた」で鶯餡子は死亡していません。
計画を阻止された探偵さんは、楽しい時を過ごしていた文芸部で自殺しようと、所持していた拳銃を頭にかざします。
しかし夜守コウが慌てて止めに入り、探偵さんは目的を達成することができませんでした。
目的を失った探偵さんは、吸血鬼への怒りは偽物であり、10年かけて父親を取られた八つ当たりをしていたと気づきます。
これから何をしたいのか分からなってしまった目代キョウコでしたが、夜守コウは探偵さんの10年を無駄にしないためにも、父親を変えた吸血鬼を探し出すと提案。
普通に生きるのは難しいと感じた目代キョウコは、家庭崩壊の要因となった吸血鬼の情報を夜守コウと七草ナズナに提供し、協力関係を築いています。
最新話では父親を変えた親吸血鬼と接触し、アツい展開を繰り広げているので、気になる人はぜひ実際の本編をご覧になってください!
よふかしのうたで探偵さんの血が不味い理由は吸血鬼になれないから
最後に探偵さんの血が不味い理由について、解説していきます。
探偵さんの血が不味い理由は、眷属になる可能性のない人間だからです。
漫画「よふかしのうた」4巻39話にて、探偵さんは吸血鬼化した教師に血を吸われた際に、不味いと言われていました。
初めての吸血鬼行為で血を不味く感じるのか、人間によって血の味が違うのか、疑問に思うシーンですが、答えは漫画「よふかしのうた」 105話にて明かされています。
探偵さんは七草ナズナに吸血されてから1年以上が経過しているため、眷属になる可能性がありません。
吸血鬼の目的は子孫繁栄のために眷属を増やすことであり、本能で探偵さんの血を不味く感じたのです。
反対に夜守コウの血が美味しい理由については、以下の記事で考察していますので、あわせて楽しんでいただけますと幸いです。
関連記事:よふかしのうた夜守コウが吸血鬼化?血がおいしい理由と眷属候補の恋愛を考察
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よふかしのうた探偵さん鶯あんこ(目代キョウコ先輩)まとめ
今回は、漫画「よふかしのうた」に登場する探偵さんこと、鶯餡子(うぐいすあんこ)の正体に迫ってみました。
漫画「よふかしのうた」4巻36話で初登場した探偵さんの正体は、七草ナズナの最初の友達です。
鶯餡子(うぐいすあんこ)は偽名であり、本名は目代キョウコといいます。
百合関係に見えるほど仲が良かった目代キョウコは、七草ナズナにとって初めての眷属候補になりましたが、母親が殺され、父親が消息不明となった過去の影響で決別。
深い憎しみを抱いている探偵さんは、吸血鬼への復讐を目的に3つの計画を遂行しましたが、どれも阻止されてしまい、結果的に鶯あんこは死亡していません。
探偵さんの血が不味い理由は、1年ルールが適応されて、眷属になる可能性が全くないために吸血鬼が本能で不味く感じているとわかりました。
最新話では探偵さんの父親を変えた親吸血鬼に接触し、白熱展開を迎えているため、ぜひ実際の本編を確認してみてください。