漫画「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」で、ピンクの髪や大きな目が可愛い印象でありながら、自由奔放な振る舞いによって周りを巻き込んでいくアーニャ。
疑似家族であるロイドやヨルにも正体を隠しており、謎の多いキャラクターでもありますが、表情豊かで素直なアーニャはとってもかわいいです!
作中ではアーニャの過去がほのめかされており、今後どう描かれていくのか気になるところです。
そこで本記事では、漫画「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」に登場するアーニャの正体や、過去に関わる伏線を徹底考察!
大人の姿が描かれているという情報もキャッチしましたので、他作品との関連性もふまえアーニャのかわいい魅力を解説していきます。
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スパイファミリーのアーニャとは?
アーニャとは、主人公ロイド・フォージャーの娘役を演じている女の子です。
子供らしい警戒心のなさと好奇心をあわせ持ち、父親のロイドをたびたび振り回しています。
漫画「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」のなかでも特に愛されるキャラクターで、人気ランキングサイトの投票では第1位に輝くほど。
読者に愛されるアーニャのかわいい魅力を、より詳しく掘り下げていきましょう。
アーニャ・フォージャーの可愛いプロフィールを紹介
名前 | アーニャ・フォージャー |
英語スペル | Anya Forger |
名前の辞書的意味 | 神に愛される ヘブライ語のハンナが語源といわれる |
名前が使われている国 | ロシア語圏 |
声優(cv) | 種﨑敦美 |
誕生日 | 不明 |
年齢 | 自称6才 |
血液型 | 不明 |
身長 | 99.5cm |
体重 | 不明 |
出身地 | 不明 |
住所 | 東人民共和国(オスタニア)首都バーリント公園通り128 |
職業 | 小学生 |
学校 | イーデン・カレッジ |
正体 | 超能力者 |
好きなもの | ピーナツ、カリカリのベーコン、アニメ |
苦手なもの | 勉強、運動、にんじん |
星(褒章) | 1個 |
雷(罰点) | 2個 |
詳しいプロフィールは掲載されていませんでしたが、リサーチした内容をまとめてみました。
日本の6歳女児は平均身長が115cm程度なので、アーニャは同年代と比べて低身長であるとわかります。
作中舞台であるドイツの平均身長が日本より高いことをふまえると、アーニャはかなり小柄といえるでしょう。
長身のロイドと並ぶと小柄さが際立ちます!
アーニャの性格は好奇心旺盛
初登場時には大人しそうな表情を浮かべていたアーニャですが、非常に好奇心旺盛な性格です。
スパイ道具に勝手ないたずらをしたり、テロリストのアジトに突撃したりと、子供らしい行動力もあいまってたびたびトラブルを巻き起こしています。
目立ちたくないロイドからすれば堪ったものではないでしょうが、アーニャは物語の中心として、事態を動かすキーとなることも。
ただ好奇心旺盛であるものの残念ながら勉強に活かされておらず、作中では罰点のトニトを取らないよう必死になっています。
アーニャの本当の年齢は何歳?
初対面時でロイドは4~5才ではないかとみていましたが、アーニャのゴリ押しで6歳の設定になりました。
しかしアーニャの本当の年齢は6歳ではなく、実年齢はもっと幼いのではないかと思わせる描写が多々あります。
- 漢字混じりで話す同級生たちに対し、ひらがなだけで話す口調の幼さ
- 身長が99.5cmであり、日本人女児の平均にも満たない
- 基礎学力の不足
観察眼が鋭いロイドの見立て通りなら、アーニャは4~5才でありながら小学校に通っていることになります。
身分証を偽造しているためバレることはないでしょうが、アーニャが勉強で四苦八苦するのも当然なのかもしれません。
アーニャの正体は超能力者で人の心が読める被験体007
アーニャの正体は、人の心が読める超能力者「被験体”007”」です。
超能力を使う際はパチパチと電気のようなものが走り、群衆の思考を読むと鼻血が出るほど、体に負担がかかります。
自分では能力をオフできないため、人の心がなだれ込んでくる人混みは苦手。
姉への愛が重すぎるユーリの思考を読んだときも気持ち悪くなっており、思念の量が多いと耐えられないようです。
普段は罪悪感なく、超能力を学力試験やババ抜きなどに利用していて、特に勉強はカンニングありきの姿勢が感じられます。
ただピンチのときはアーニャなりに世界平和のため立ち回っているので、あまり非難できない一面があります。
アーニャが偽装家族になった理由はわくわくするから
人の心が読めるアーニャは、ロイドに養子として迎えられた理由が任務のためであると認識済みです。
それでもアーニャが偽装家族になった理由は、わくわくするから!
スパイであるロイドに非日常を見出したアーニャは、アニメのような心おどる冒険を夢見ています。
なぜアーニャは偽装家族になってまで、わくわくを求めるのでしょうか?
次の項目では、好奇心の強さの理由が垣間見える、アーニャの過去を解説していきましょう。
アーニャの過去とは?超能力者になった理由を解説
被験体”007”として過ごしていたアーニャは、研究所を脱走したのち、保護対象を求めて転々としていた過去があります。
フォージャー家に来るまで、4回も里子に出されては孤児院へ戻っているため、もしかすると超能力を知られてしまった過去があるのかもしれません。
というのも研究者たちに超能力のことを口外しないよう言われていたアーニャは、エスパーだとバレたらフォージャー家を出ていかなくてはいけないと思っているからです。
アーニャの過去は断片的にしか明かされていませんでしたが、超能力者になった理由は、とある組織の実験によって偶然生み出されたと判明しています。
研究施設では世界平和のために”勉強”を強いられ、子供らしい遊びを禁じられてきたアーニャ。
わくわくを求める好奇心旺盛な性格は、抑圧されてきた過去の反動ではないでしょうか。
いつもは子供らしい明るさを見せるアーニャが、重い秘密を抱えて目を伏せるシーンは切ないです。
アーニャの弱点!新月でテレパシー能力が消失
漫画「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」5巻26話で、アーニャの能力の弱点が明かされました。
弱点とは、新月の日にテレパシー能力が消失するというもの!
研究施設の大人は「えくりぷす」と言っていたとアーニャは振り返っています。
新月は日食・月食と異なるため、研究者たちはギリシア語の語源で名付けたのではないでしょうか。
アーニャの超能力は、月と関係しているのかもしれません。
アーニャの未回収伏線を徹底考察
これまでアーニャについて詳しく紹介してきましたが、伏線ともいうべき気になる描写が描かれています。
未回収の伏線について、徹底考察していきます!
アーニャは本当の母親をママと呼ぶ?両親について考察
アーニャは入学試験の際、本当の母親とヨルを比較したらどっちが高得点か、という最低な質問をされました。
実の母親を思い出したアーニャは大粒の涙を流し、心細そうにママ、と呼びます。
このことから、アーニャは本当の母親を覚えており、ママと呼んで慕っていたことがわかりました。
両親の生存についてまだ明かされていませんが、断片的な情報から考察していきます。
超能力を開花させた研究施設から逃亡したアーニャですが、フランキーの情報から推測するに脱走したのは1年ほど前です。
今でさえ幼いアーニャが、人体実験をするような研究施設から当時1人で逃亡できるはずがないため、誰かが逃してくれたと考えるのが自然です。
また母親が研究施設の方針に賛成したうえで娘を預けていたのなら、アーニャは思い出して泣くほど慕わないのではないかと考えます。
アーニャの母親は、子供らしい遊びもできず外界と隔離される娘を不憫に思い、研究施設の目を盗んで逃したのではないでしょうか。
脱走時に研究施設へ残ったのか、それとも途中まで娘を守っていたのかは定かではありませんが、アーニャが孤児院で保護されていたことを考えると、別離は避けられなかったのでしょう。
普段は明るく可愛いアーニャですが、両親が関わる過去には暗いものを抱えていそうです。
アーニャの出身地は古語を使う?
アーニャの出身地では、古語を使う可能性が示唆されました。
漫画「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」7巻42話で、いつものように点数の悪い答案を持って帰ってきたアーニャでしたが、ロイドは古語の得点が他と比べて悪くないことに気づきます。
むしろスペルミスさえなければ高得点であることを見抜き、アーニャの故郷では古語を使っていたのではないかと推測。
作中舞台はドイツと考えられますが、使用されている言語をもとに、英語の古語について考察していきます。
英語の古語は古英語と呼ばれ、言語学者によっては古ドイツ語の一種と派生が近いとされるようです。
古英語の標準語はウェセックス方言で、この言語が使われていた地域は現在のイングランドにあたります。
これらのことから、アーニャは国外に住んでいたのかもしれません。
また、超能力の弱点を研究施設の人物が「えくりぷす」と言っていました。
エクリプスは、ギリシア語で「力を失う」との意味があります。
ギリシア語は3000年を超える歴史ある言語で、インド・ヨーロッパ語族で最も古くから記録されているといわれます。
研究者が使った言語がアーニャの故郷の母語と同一であるとは限りませんが、このあたりに古語と接点を見いだせそうです。
アーニャのひらがなだけで話す可愛い口調が、幼さによるものだけではなく、元は別の言語を使っていたから今の言語に不慣れであるとすれば、信ぴょう性が増す気がします。
とある組織はすでに登場している?
アーニャを超能力者にしたとある組織について、いつ明かされるか気になるところですが、実はすでに登場していると考えます。
漫画「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」6巻31話のザカリス文書の描写では、東国が人体実験をしていることが示唆されました。
生体実験をしている東国の組織といえば、テロ事件編に登場したプロジェクト<アップル>の関連が疑われます。
漫画「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」4巻22話で描かれたプロジェクト<アップル>の研究者が、アーニャが回想した研究施設の人物によく似ており、この2つを同一であると結びつけるには十分です。
エスパー能力を持つ貴重な被検体であるアーニャの脱走を、プロジェクト<アップル>のような非人道的実験をする研究施設が放置しておくことは考えづらいです。
とある組織が今後再びアーニャの前に現れる可能性は、高いといえるでしょう。
今後の展開で未回収伏線がどのように回収されていくのか注目です!
アーニャが大人に成長した未来の姿は煉獄のアーシェ?
これまでアーニャの過去を考察してきましたが、ここからは未来について考えていきます。
アーニャが大人に成長した未来の姿が、原作者・遠藤達哉先生の別作品「煉獄のアーシェ」に登場しているという噂をキャッチしました!
「煉獄のアーシェ」は2014年の読み切り作品ですが、主人公のアーシェと「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」のアーニャにはいくつも共通点があります。
- ピンクの波打つ長い髪
- 角のような黒い髪飾り
- 里子
- 異能者(魔女?とエスパー)
- 名前の響き
これはもしや大人になったアーニャのパラレルワールドなのかと思い、リサーチしてみた結果をまとめます!
アーニャの角は髪飾り?
アーニャとアーシェの共通点である、角のような黒い部分。
ジャンプフェスタ2020のレポートでは、髪飾りだと明記されていました。
ただアーニャの髪飾りが超能力を使う際にパチパチと鳴っているような描写もあり、謎めいています。
ちなみにアーシェの髪飾りは、魔女の帽子をイメージしているとのこと。
魔女扱いされているアーシェとの共通点からしても、ただの髪飾りではない可能性があります!
アーニャの名前の由来は煉獄のアーシェ
2021年12月20日に開催されたジャンプフェスタ2021で、遠藤達哉先生がキャラクターの名前の由来を答えています。
アーニャの名前の由来は、読み切り作品キャラクター名の合体です。
「煉獄のアーシェ」のアーシェと、「石に薄紅、鉄に星」のミーシャを掛け合わせてアーシャとしたうえで、シャよりニャのほうの響きが可愛いという理由により、アーニャになったとのこと。
アーシャもスッキリした響きで素敵ですが、やっぱり可愛い語感のアーニャが似合っています!
漫画同士の関連性はないようですが、担当編集者もTwitterで「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」の原点の1つと明言していますので、気になった人はチェックしてみてください。
アーニャは表情がかわいい!変顔シーンや名言セリフを紹介
ここからは、アーニャの変顔シーンや名言セリフを紹介していきます。
くるくると素直に表情を変えるアーニャは、変顔や泣き顔までかわいい!
あまりの尊さに思わず天を仰いでしまう語録を集めましたので、ぜひ原作漫画で可愛さの沼にどっぷり浸かってみてください!
うぃ
アーニャのお返事はなぜか、はいではなく、うぃ。
フランス語もどきなのか、ただ面倒がっているのかはわかりませんが、アーニャはしょっちゅうこのお返事をします。
舌っ足らずの幼い口調とあいまって可愛いです!
ずっといっしょがいいです
ちちもははもおもしろくてだいすきです
ずっといっしょがいいです
引用先:スパイファミリー1巻5話 ©️遠藤達哉/集英社
入学試験の三者面談で、面接官に両親をどう思っているか聞かれたときのセリフです。
それまではロイドの心を読むことで、しどろもどろに答えていたアーニャが、自分の言葉で答えた内容でした。
アーニャのまっすぐな気持ちに、ロイドとヨルも面食らいつつどこか嬉しそうです。
偽装家族であっても、両親に対して愛情を抱いているとわかります。
オーキードーキー
入学式で壇上に上がるアーニャを、内心で励ましているロイドの思考を読んで送ってきたサインです。
オーキードーキーは厳密いうと、大丈夫!の意味をもっていますが、暗号かサインだと思っている素振りをしていました。
もしかすると、アーニャが作中でよく見ているスパイアニメの影響かもしれません。
キリッとした表情でサインを送ったのち、速攻で先生に怒られているところがアホかわいいです!
アーニャの余裕の笑みは大人の表情?
同級生たちに馬鹿にされたときの、アーニャなりの余裕の笑みです。
少しの意地悪を笑って流せるのがお姉さんだとヨルに教わり、大人の表情を作ろうとした結果、小馬鹿にしたようなニヤケ笑いになっていました。
普段のアーニャはまつげも長く目も大きく、美少女といって差し支えないのですが、かなりの変顔ぶり!
そんな変顔もかわいいと思えるようになったときは、すでにアーニャの魅力にハマっている証拠といえるでしょう。
アーニャの泣き顔ごめんなさい
入学式でダミアンを殴ってしまい、仲直りをしようと謝ったときのシーンです。
ダミアンの取り巻きから罵詈雑言の思考を読んだアーニャは、ふにゃふにゃの泣き顔になってしまいました。
それでもごめんなさいと謝るアーニャのしおらしさに、ダミアンは赤面!
相手を煽る余裕の笑みとのギャップが凄まじく、ときめきが収まらないダミアンは困惑します。
ダミアンはこの件以来明らかにアーニャを意識しており、ツンデレ御曹司のかわいい恋愛に期待してしまいます!
アーニャとダミアンの恋愛に関しては下記の記事でも考察していますので、あわせてご覧ください。
関連記事:ダミアンはアーニャが好き?かわいい恋愛や父と兄の関係まで徹底考察
ちちにもらったやつだもん!
アーニャこのぺんぎんさんがだいじだもん!
ちちにもらったやつだもん!!
引用先:スパイファミリー5巻番外編 ©️遠藤達哉/集英社
ロイドにもらったぺんぎんのぬいぐるみを、飼い犬・ボンドにボロボロにされたときのセリフです。
新しいぬいぐるみを買ってやると言うロイドに対し、アーニャは鼻水を垂らして泣きながら抗議しました。
家族でお出かけしたときの思い出のぬいぐるみということもあり、アーニャには代えがたい宝物だったよう。
アーニャの思いがけない愛情表現に、クールなロイドもまんざらでもない表情です。
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スパイファミリーの可愛いアーニャまとめ
本記事では漫画「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」のアーニャについて、可愛い魅力を名言セリフから紹介し、大人の姿や正体と過去まで伏線を徹底考察しました。
実年齢6才ではないプロフィール疑惑を持つアーニャの正体は、人の心が読める超能力者「被験体”007”」です。
アーニャの過去は断片的にしか明かされていませんが、超能力者になった理由は偶然の産物と判明しています。
さらに本記事ではアーニャの未回収伏線について、下記3つの謎を徹底考察しました!
- 生死不明の両親は、研究施設からの脱走に協力?
- 古語が得意なアーニャの出身地はイングランド?
- とある組織とは、プロジェクト<アップル>の研究施設と同じ?
普段の明るくかわいい姿からは想像できない、重い過去を抱えていそうです。
そんなアーニャの大人の姿で話題になった「煉獄のアーシェ」は、直接的な関連性はないものの「スパイファミリー(SPY×FAMILY)」の原点の1つとしていくつも共通点が見られました。
アーニャの可愛い魅力は、名言セリフや変顔シーンに詰まっています。
特に泣き顔の可愛さは、読者だけでなくダミアンの心も射止めており、今後2人がどのような関係になるか注目です!
アーニャとダミアンの恋愛関係については、下記の記事で考察していますので、あわせて楽しんで頂けたら幸いです。
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